活動計画書
当保存会の活動をご支援・ご協力下さる方を募集しています。
ご検討いただける場合は下記計画書をご確認の上、
事務局までご連絡下さい。
末崎町ラベンダー畑保存活動計画書 ver.1
作成日:2020年7月10日
はじめに
当保存会は、下記1.の現状を踏まえ、下記2.1.の目的を達成するために、下記3.に記された活動に取り組みます。活動計画については下記4.をご参照下さい。5.収支計画については現在作成中です。
1.現状認識
1.1.標記のラベンダー畑に関する当保存会の現状認識は下記1.2.~1.5.の通り。
1.2. 2021年3月末に大船渡市は契約満了に伴い末崎町のラベンダー畑を所有者に返却する予定。(市が畑の管理を行うのは2020年7月20日まで)
1.3.返却時には畑のラベンダー株を全て引き抜き、更地化する必要あり。
1.4.畑が更地化されれば、2021年以降は摘み取り会の開催は不可となり、ラベンダー畑の再生も極めて困難に。
1.5.大船渡市の観光資源の一つであり、復興のシンボルの一部でもあるこの畑が失われることで下記の問題が生じることが予想される。
1.51.関連グッズの製作・販売ができなくなり、商品を必要として下さる方に供給できず、商品販売を通じての地域貢献(復興支援)ができなくなる。
1.52.これまで関連グッズの製作に関わってこられた方々の製作技術の継承もしづらくなる。
2.活動の目的と基本方針
2.1.目的:摘み取り会を開催できる環境を残す
補足: 2021年度の摘み取り会が開催されることが確定し、これまで通り関連グッズが販売できる環境が確保され、かつ2022年度以降に畑を管理して下さる方(個人・法人問わず)が現れることが理想。
2.2.基本方針
2.21.2022年度以降の畑の管理者については当保存会が募集する。
補足:2021年7月末までに 2022年度以降の畑の管理希望者が現れなかった場合、当保存会は畑を所有者に返却するための手続きを進める。
2.22.2021年度の摘み取り会については主催して下さる方を当保存会が募集する。
2.23.2021年度の摘み取り会が行われ、関連グッズの販売を継続できることが見込める場合には、関連グッズの製作にご協力頂ける方の情報を当保存会のHPに掲載する。
3.活動内容
3.1.2021年摘み取り会後の畑の管理者への引継ぎ準備
契約書の作成等。
3.2.2021年摘み取り会開催のための準備
3.21.畑の管理(雑草取り、肥料やり、農具の手配)等。
3.22.ラベンダーグッズの販売促進
(摘み取り会が実施された場合は)当HPでグッズ製作にご協力いただける方をご紹介する等。
3.3.広報活動
3.31.HPの管理
3.32.活動の進捗状況の報告
3.33.支援者・協力者の募集
畑の管理者、2021年摘み取り会の主催者、保存会スタッフ、各種サポーター等。
3.34.ラベンダー畑についての啓蒙活動。(碁石ハーブ研究会の紹介等)
3.4.保存会運営資金の調達
地元企業様への支援要請、クラウドファウンディング等。
4.計画
4.1.上記3.1.については7月7日現在、保存会代表土井尻が畑をお借りするための契約書を作成中(7月中の契約締結を目標)。契約締結後に2021年以降に畑を管理して下さる方を募集する予定。
4.2.上記3.21.については1回目を2020年9~10月頃(譲渡会のタイミングに合わせて)に、2回目を2021年6月頃に実施する予定。
4.3.上記3.22.については未定。
4.4.上記3.31.については開設済み。随時更新予定。
4.5.上記3.32.についてはHP、SNS等で随時報告予定。
4.6.上記3.33、3.34.については上記4.1.の契約が済み次第早急に着手する予定。
5.収支計画
5.1.収入
要参照上記3.4.
5.2.支出
試算中(7月10日現在)。下記費用が発生する見込み。
保存会運営費(通信費、交通費、HP管理費等)、土地管理費(賃借料、人件費、農具レンタル代、燃料費、肥料代等)、2021年摘み取り会運営費(広告宣伝費、人件費等)
6.付記
保存活動に取り組む中で不都合が生じた場合は上記計画を加筆・修正する場合があります。